こんにちは。
動物看護士の山本です。
朝晩冷え込むようになり、秋の訪れも束の間、冬の訪れを感じるようになりましたね。
お散歩をしていると、とても気持ちの良い季節になりました。
さて、院内に「わんちゃんねこちゃんに食べさせてはいけないもの」を掲示しているのですが、
「え!これ食べさせたらいけないんですか?知らなかった!!」というお声をよく耳にします。
そこで今日は、食べさせてはいけないものについてお伝えしたいと思います。
◎ネギ・ネギ・ニンニク・ニラ(赤血球をこわす物質が含まれるため。ハンバーグなども与えないでください)
◎ぶどう・レーズン(急性腎不全、中毒症状を起こす恐れがある)
◎チョコレート・ココア(カカオに中毒を起こす物質をが含まれるため)
◎ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類(油分、マグネシウム、カリウム、リンを含み、過剰摂取により疾患を起こすおそれがある)
◎肉だけの食事(肉だけを与えると、リンとカルシウムのバランスが悪い)
◎生魚(ビタミンB1分解酵素等が含まれふらつきなどを起こす)
◎煮干し・海苔(マグネシウムなどのミネラルを含み尿路結石・膀胱炎等を発症しやすくなる)
◎卵の卵白(ビオチン欠乏症を引き起こし、皮膚疾患を発症する。全卵で摂取すれば欠乏症は起こらない)
◎スルメ(胃内で水分を含んで10倍以上にも膨らむ)
◎動物の骨など(消化管に刺さったり傷つく)
◎牛乳(下痢をすることがある)
上記のものは与えないようにしましょう。でも、ちょっと目を離した隙に食べてしまった!なんてことよくありますよね。
万が一食べてしまった場合は、すぐに病院にご連絡いただき獣医師の指示を仰いでください。