スタッフ紹介

みなさんこんにちは。

動物看護師の山本です。

 

朝晩は少し涼しくなったかなと思いきや、まだまだ残暑の厳しい日が続いていますね。

 

 

この暑さのためか、『下痢が続いています』『食欲がありません』というわんちゃんねこちゃんの来院が多いようです。

わんちゃんねこちゃんも、人間と同じように点滴をして(正確には皮下補液です)水分と薬剤を補給することができます。

様子がおかしいな、と思われたらなるべく早く病院へ行きましょう。

 

 

どういう症状でどの程度だったら病院へ行った方がいいのか?判断が難しいこともあるかと思います。

元気、食欲、排泄、嘔吐などなど、ペットの子たちが出すサインにはいろいろあります。

中でも『うんちは健康のバロメーター』と言いますが、まさにその通りです。

 

うんちには、正常便(手でつかめる硬さ)、軟便(柔らかくソフトクリーム状)、下痢(ベチャベチャ、水のよう)、血便などのいろんな形があります。

正常でない便は、何かしらのサインです。

下痢や軟便になる原因は様々で、単におなかの調子が悪くてうんちがゆるいのであれば問題ないのですが、そうでない場合もたくさんあります。

 

以前、『二日ほど下痢が続いています』と言って来院された高齢のわんちゃんがいました。

いろんな検査をした結果、ガンがみつかったり、子宮蓄膿症であった子もいました。

下痢が一か月間続いていた子で、病気が見つかり、来院されたときにはもう手遅れであった例もありました。

 

若くて元気な子が軟便をしている程度であれば、2~3日様子を見ても構わないと思いますが、若齢の子や高齢の子は、重い病気が隠れていることもありますので、2~3日様子を見るのではなくなるべく早く病院へ行くようにしましょう。

 

ものを言わないペットの子たちにとって、『うんち』はとても大事な健康のバロメーターです。

うんちを判断基準の一つとして、日頃からよく観察されてみてくださいね。(^-^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2018年8月31日更新