スタッフ紹介

みなさんこんにちは。

動物看護師の山本です。

 

窓の外では雪が舞っています。交通機関にも影響が出ており心配ですね。

例年にない寒波に見舞われ、春の訪れはまだまだ先のようです。

 

先日患者様からお花をいただきました。

お花の香りに癒されています。ありがとうございました。(^-^)

 

 

さて、冬の時期になると増えてくるのが、猫ちゃんの尿路疾患(膀胱炎、尿路感染症、尿石症などの病気)です。

わんちゃんでも見られますが、猫ちゃんがダントツに多いです。

この時期は毎月必ずと言っていいほど、尿路疾患の猫ちゃんが来院されています。冬場だけでなく年中多いようにも感じますが、特に冬場は多いです。

 

 

なぜ冬になると尿路疾患になりやすいかというと、寒くなるとお水を飲む量が減って尿が濃くなり結石ができやすくなる(結晶化しやすい)ためです。

 

また、冬場に限らず猫ちゃんはとてもデリケートで、ちょっとしたことでもストレスとなり、尿路疾患を引き起こしやすいのです。長期のお留守番、お引越し、家族が増えた、来客、工事の騒音などなど、ストレスの原因は様々です。

 

結石が尿道に詰まってしまうと、命の危険にさらされることもあります。

尿道にカテーテルを通した状態で入院しなければなりませんし、それでも改善しない場合は手術になります。

結石は放っておくとだんだん大きくなってしまうため外科手術により取り除きます。

入院や手術になるととても大変ですので、そうなる前に早期発見・早期治療が大切です。

 

 

 

そこで、みなさんに気を付けていただきたいことは、

頻尿(何度もトイレに行く)、排尿時に痛そうに鳴く、おしっこが一日中出ない、いつもと違う所でおしっこをする、血尿、嘔吐、ぐったりするなどの症状が見られたら、様子を見ないですぐさま病院へ行くようにしましょう。

 

 

また、膀胱炎や尿石症は一度かかると再発がとても多く、やっかいな病気です。

「毎年この時期になるんです。」という患者様もいらっしゃいます。

なので、再発を防ぐためにも次のことに気を付けてあげてください。

 

◎食事とおやつの見直し

・尿路疾患用の療法食を与える。(ごはんを元に戻すと再発しました、、よく見られるケースです)

煮干し、かつおぶし、のりは与えない(結石の材料となるマグネシウムやリン、カルシウムを含むため)

◎トイレの環境を良くする

・こまめに掃除する。

・落ち着いておしっこができるように、広くてオープンなトイレにしましょう。

・多頭飼いの子はトイレの数を増やしてあげる。

◎お水をたくさん飲むよう工夫する

・立ち寄りやすい静かな場所に、数カ所お水を置く。

・猫ちゃんは新鮮なお水が好きです

・陶器のお皿も好きな傾向にあります

◎ストレスのない環境を

・ストレスの原因になるものがないか、生活環境を見直してみましょう。

◎太りすぎに注意

・肥満な子は運動量も少なく、お水を飲む量が減り、結石ができやすくなります。

 

 

長くなりましたが、猫ちゃんの尿路疾患は本当に多いですので、日頃から気にかけてあげてくださいね。(=^・・^=)

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、井尻駅近くにある『アニーカフェ』さんへランチに行きました。http://www.anny-cafe.com/

特に、絶品カルボナーラと、窯で焼いたマルゲリータがものすごく美味しかったです!

リーズナブルで、ベビーチェアやソファ席もあって、お子さん連れでも行きやすいお店です。

また行こうと思います。(*´▽`*)


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2018年2月6日更新