こんにちは。
動物看護師の山本です。
早いもので、もう師走ですね。
朝から吐く息も白くなり、ぐんと寒くなりました。
冬の空は空気が澄み渡り、お散歩中も清々しいですね。
イチョウの葉もきれいに色付いていました。
先日、「キシリトールガムを食べたかもしれません。様子がおかしい。」というわんちゃんが来院されました。
ガムが床に落ちていたそうで、実際に食べたどうかはわからないとのことでした。
キシリトールは、わんちゃんにとっては有害な成分で中毒症状を起こすこともある危険な食べ物です。
わんちゃんがキシリトールを摂取すると、血糖値が急激に下がり低血糖を起こしてしまいます。
そうすると、嘔吐、痙攣、虚脱により動かなくなる、などの症状がみられ、肝機能に障害が起きたり、
最悪の場合命を落とすこともあります。
キシリトールガムやキシリトールを含む食べ物は与えないようにしましょう。
先月、お散歩中に道端に落ちていた毒入りソーセージを食べてしまったわんちゃんが亡くなるという痛ましい事件がありましたね。
お散歩中の拾い喰いや、自宅のテーブルの上・かばんの中・ゴミ箱のなどわんちゃんの鼻先が届くところには気を配ることや、ご家族以外の方が誤って与えてしまうこともあり得ますので、日頃から気を付けるようにしましょう。
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