スタッフ紹介

みなさんこんにちは。

動物看護師の山本です。

 

五月晴れのお天気の良い日が続いていますね。

待合室でもエアコンを入れるようになりました。少しずつ暑くなり、季節の移ろいを感じます。

 

先日患者様から菖蒲のお花をいただきました。お庭に咲いているのを持ってきてくださったそうです(なんて素敵なお庭なんでしょうね)。お花の良い香りに癒されています。(´ー`) ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暑くなりノミやマダニなども活発に動き始めていますので、しっかりと予防しましょう。

なぜ予防が必要なのでしょうか?

 

①ノミの恐怖

ノミが動物や人を刺すと、かゆみ・湿疹・皮膚炎・脱毛が起こります。

室内飼いだから大丈夫!と思っていても、人間にくっついて室内に運ばれてきて、どんどん増えていくこともあります。

さらに目に見えているノミは、実はたったの5%なんです。あとの95%は、卵、幼虫、さなぎの状態で部屋中あちこちに隠れています。

家の中でピョンピョン跳んでいるノミを見つけたときは、すでに部屋中ノミだらけなんですね。( ゚Д゚)

 

ノミはすぐにペットの毛の中に隠れてしまい、なかなか見つけにくいです。

黒コショウのような黒いつぶつぶが落ちていたら、それはノミの糞です。ノミの姿が見えなくてもノミがいる証拠になります。

 

すべてのノミを根絶するには、定期的なノミ予防でノミのライフサイクルを断ち切らなければなりません。

部屋中ノミだらけになる前に、予防をしておきたいですね。

 

 

 

②マダニの恐怖

マダニは草むらややぶにいて、ペットがお散歩するときに寄生する機会を狙っています。

公園や河原の草むらでペットにくっついて、室内にも運ばれます。

お散歩で草むらを通るわんちゃんは要注意です。

ペットだけではなく人間も要注意です。草むらや山に行くときは、長袖の服を着るなどして噛まれないように気を付けましょう。

 

マダニに動物や人が噛まれると、マダニが媒介するウィルスによって感染症を引き起こすことがあります。

2013年と、2016年には北海道で男性がマダニに噛まれSFTS(重症熱性血小板減少症候群)により死亡しています。

つい最近では、5月に長崎県で70代の女性が同じくマダニに噛まれて亡くなったニュースが記憶に新しいですね。

(※マダニに噛まれたら必ずしもSFTSを発症するわけではありません。SFTSウィルスを持っているのはごく一部のマダニで、持っていないマダニもいます。また、万が一噛まれた場合でも、速やかに病院へ行き適切な処置を行えば重症化を防ぐことができます。)

 

ペットがマダニに噛まれないように、かつ家に運びこまないようにするには、お薬で予防しましょう。

 

 

 

 

当院では、ノミ・マダニ予防薬は、フィラリアと同時に予防できるおやつタイプ、スポットタイプ(首の後ろに垂らす)、錠剤を取り扱っています。

 

 

 

ノミ・マダニ予防もしっかりしていきましょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福岡市南区、春日市、那珂川町で動物病院をお探しの方は当院までお気軽にお問合わせください。

2017年5月6日更新